鵲
かささぎ異読 カササギ
名詞
標準
Eurasian magpie (Pica pica)
文例 · 用例
つまり人間の体内に耆婆扁鵲以上の名医が居て、それが場合に応じて極めて微妙な調剤を行って好果を収めるらしいというのである。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
鵲豆のは殊にめでたし。
— 幸田露伴 『花のいろ/\』 青空文庫
」 と銀河を仰ぎ、佩剣の秋|蕭殺として、鵲のごとく黒く行く。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
門外の道は、弓形に一條、ほの/″\と白く、比企ヶ谷の山から由井ヶ濱の磯際まで、斜に鵲の橋を渡したやう也。
— 泉鏡花 『星あかり』 青空文庫
もっとも八つ花形でもなければ柳鵲の装があるのでもない。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
支那の『墨子』という本にも、公輸という発明家が、竹で作った鵲を墨子に示して、この玩具は空へ放つと三日も飛びまわります、と自慢したところが、墨子は、にがい顔をして、でもやっぱり大工が車輪を作る事には及ばない、と言ってその危険な玩具を捨てさせたと書いてあります。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
三国の代の英雄の曹孟徳が、百万の大軍を率いて呉の国を呑滅しようとしつつ、「月明らかに星|稀にして、烏鵲南に飛ぶ」と槊を馬上に横たえて詩を賦したのも丁度斯様いう夜であった。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
それは白雲の瀧といふので、その瀧の末の流れを鵲の橋によつて渡つて對岸へ路はつゞく。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
作例 · 標準
庭の柿の木に、白と黒のコントラストが美しい鵲が巣を作り始めた。
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カチカチと鳴く鵲の声で、朝の訪れを知る。
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七夕の夜、天の川に鵲が橋を架けるという伝説を祖母から聞いた。
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電線に一列に並んだ鵲たちが、何かを語り合っているかのようだった。
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