拱く
こまねく異読 こまぬく
動詞-五段-カ行動詞-他動詞
標準
to fold (one's) arms
文例 · 用例
」 と沈着に、腕を拱く。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
瞼を掛けて、朱を灌ぐ、――二合|壜は、帽子とともに倒れていた――そして、しかと腕を拱く。
— 泉鏡花 『革鞄の怪』 青空文庫
」「ええ、」 とただ、腕を拱く。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
……画家 (徐に腕を拱く)さあ……あの菊屋と野田屋へ向って渡る渡月橋とか云うのを渡りますと、欄干に、長い棹に、蓑を掛けたのが立ててあります。
— 泉鏡花 『山吹』 青空文庫
ほんとに寶の山に入つて手を拱くとは、このことですよ。
— 嘉村礒多 『滑川畔にて』 青空文庫
いかにも腕を拱く、とはこのことと思われた。
— 外村繁 『夢幻泡影』 青空文庫
――少し考へて見る」 平次は高々と腕を拱くばかりです。
— 彦徳の面 『錢形平次捕物控』 青空文庫
お前も考へてくれ」 平次は深々と腕を拱くのでした。
— 井戸の茶碗 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
彼は不満そうに腕を拱き、何も言おうとしなかった。
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議論が白熱する中、彼女は冷静に腕を拱いて成り行きを見守っていた。
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「そんなに腕を拱いてないで、ちゃんと話を聞きなさい。」
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標準
to stand by and do nothing
作例 · 標準
不正が行われているのに、彼はただ腕を拱いて見ていただけで、何も行動しなかった。
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危機的な状況でも、彼は傍観者のように腕を拱いて、事態の推移を見守るだけだった。
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「見てるだけなんて、腕を拱いているのと一緒だよ!」と彼は友人を叱った。
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