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遊糸

ゆうし異読 あそぶいと
名詞
1
標準
gossamer
文例 · 用例
馭者たちは、無数の遊糸のような蚋があの蛇神復讐女神に代って自分たちの周りをぐるぐる※っている中を、ゆったりと自分たちの鞭の革紐の先を繕っていた。
上巻 二都物語 青空文庫
汚く湿った土壌は、遊糸のような日光を貪り吸うていた。
富ノ沢麟太郎 あめんちあ 青空文庫
「アンドロメダ、 あぜみの花がもう咲くぞ、 おまへのラムプのアルコホル、 しゆうしゆと噴かせ。
宮沢賢治 水仙月の四日 青空文庫
反歌しゆうしゆうと花火ふき出る竹の筒|幼らすでに勢ひそめにし青銭青銭は穴あき銭よ、字のおもて寛永通宝、裏に波文久永宝、よく数へよく刺し貫くと、手もすまにそろへて締むと、幼な児や息づかし我、青太藺綯ひし小縄の、撚りつよきその緒くくりて、夜々をなげきし。
北原白秋 夢殿 青空文庫
わたしも覚えず襟を正しゆうして向き直った。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
・あてなくあるくてふてふあとになりさきになり・芽ぶくものそのなかによこたける・山のひなたの、つつましく芽ぶいてゐる・水音の暮れてゆく山ざくらちる・さくら二三本でそこで踊つてゐる 白い蝶が黄ろい蝶が春風しゆうしゆう さくらちる暮れてもかへらない連中に 花見べんたうほろつと歯がぬけた 四月八日 雨。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
大言壮語する風体に似ず、女性的な面も多分にあつて、自分でその洋服の手入れもすれば、肌着なぞの洗濯もしよつちゆうしていつも小綺麗なものを身体につけてゐた。
武田麟太郎 大凶の籤 青空文庫
薔薇のもののけあさとなく ひるとなく よるとなくわたしのまはりにうごいてゐる薔薇のもののけ、おまへはみどりのおびをしゆうしゆうとならしてわたしの心をしばり、うつりゆくわたしのからだに、たえまない火のあめをふらすのです。
大手拓次 藍色の蟇 青空文庫
作例 · 標準
朝露に濡れた草木に、無数の遊糸がキラキラと輝いていた。
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風に揺れる遊糸が、夏の終わりの寂しさを物語っていた。
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子供の頃、空中を漂う遊糸を捕まえようとしていたのを思い出す。
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2
標準
heat haze
作例 · 標準
真夏の田んぼには、遠くの方に遊糸が見えた。
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地平線には遊糸が立ち上り、灼熱の太陽が照りつけていた。
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遠くの景色が遊糸でぼやけて見えた。
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