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春の宵

はるのよい
表現
1
標準
spring evening
文例 · 用例
今日のみの春を歩いて仕舞けり歩行歩行もの思ふ春の行衛かなまだ長うなる日に春の限りかな花に寝て我家遠き野道かな行く春や重たき琵琶の抱ごころ春の夜や盥を捨る町はづれ 生暖かく、朧ろに曇った春の宵
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
はるかな気持の、春の宵だ。
亡き児文也の霊に捧ぐ 在りし日の歌 青空文庫
みなさん、今夜は、春の宵
亡き児文也の霊に捧ぐ 在りし日の歌 青空文庫
おいしいものでも喰べて春の宵をしずかに過そうという水なら淵へ流れ入った間柄と見える。
岡本かの子 食魔に贈る 青空文庫
翌年の花どきが来て、雄魚たちの胸鰭を中心に交尾期を現す追星が春の宵空のように潤った目を開いた。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
いまから十八年前、画学生の逸作と娘歌人のわたくしとは、同じ春の宵に不忍池を観月橋の方から渡って同じくこの料亭のこの座敷でご飯を食べたのであった。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
心なしか、わたくしが、父の通夜明けの春の宵に不忍の蓮中庵ではじめて会った雛妓かの子とは、殆ど見違えるほど身体にしなやかな肉の力が盛り上り、年頃近い本然の艶めきが、坐っているだけの物腰にも紛飾を透けて浸潤んでいる。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
豹一は晩春の宵の生暖い風を頬に感じた。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
作例 · 標準
提灯の灯りが灯り始めた「春の宵」に、賑やかな祭りが始まった。
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柔らかな月明かりが照らす「春の宵」に、二人は静かに語り合った。
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春の宵」には、屋外で演奏される音楽が心地よく響き渡っていた。
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春の宵(はるのよい) — 幻辞.com