弟
おとと
名詞頻度ランク #3494 · 青空 12737 例
標準
younger sibling
文例 · 用例
雨の降る日(兄のうたへる)萩原朔太郎雨の降る日の縁端にわが弟はめんこ打つめんこの繪具うす青くいつもにじめる指のさき兄も哀しくなりにけり雨の降る日のつれづれに客間の隅でひそひそとわが妹のひとり言なにが悲しく羽根ぶとん力いつぱい抱きしめる兄も泣きたくなりにけり
— 萩原朔太郎 『雨の降る日』 青空文庫
〔こんにやくの〕宮沢賢治こんにやくのす枯れの茎をとらんとて水こぼこぼと鳴るひぐれまぢかの笹はらを兄弟二人わけ行きにけり
— 宮沢賢治 『〔こんにやくの〕』 青空文庫
自らその門弟と称したルモオルに於てであつたと告白してゐる。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
」 私は服を着、怯々しながら隣の部屋にゐる友人の弟に金を借り、――でも、この月曜からは勉強しよう、浪費しまいと、そのやうなことを偶々思つた翌々日であつてみれば、私は読みかけのシュニッツラー選集を一冊持つて出掛けるのであつた。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
それはその後何時どうしたものか失くなつたが、忠魂塔の周囲の棚が鉛で出来てゐて、それを私や私の弟は、えらく骨折つて抜取つたりしたこともあつたものだ。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
それの周囲の棚だつた鉛の棒を共に抜取つた弟さへ、今は既に亡き数に入つたのである。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
それほど私と彼とは密接な兄弟的友情をもつて居る。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
菊池幽芳氏の實弟である。
— 太宰治 『校長三代』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
弟(おとうと)とは、本人から見て傍系2親等の年少の男性、通常は同じ父母から生まれた年少の男性をいう。「おとと」ともいう。また自分の妹と結婚した男性、すなわち妹婿や配偶者の弟も本人から見たら弟になる。その場合、義弟(ぎてい)と書いて「おとうと」と呼ぶ場合が多く、対象者より年下であるとは限らない。また、親の養子や親の再婚相手の連れ子が年下だった場合も義弟にあたる。
出典: 弟 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0