さて
さて
感動詞
標準
文例 · 用例
さて右に述べたような音韻組織は、国語の違いによって違っているばかりでなく、同じ国語に属する種々の言語、例えば各地の方言の間にも相違があるのであって、それらの言語を形づくる箇々の音韻の数も必ずしも同じでなく、一つ一つの音韻も必ずしも一致しない。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
さて、「え」の二音すなわちeとyeとが同音となって、どんな音になったか。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
さてこういう仮名遣の問題を純粋な学問的な方法で解決したのが契沖阿闍梨であります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
さて右に挙げた十三の仮名に濁音のあるものがありますが、その濁音の仮名も清音と同じく二類に分れているのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
さてこの龍麿の研究を見ますと、その中には今申した事に対する例外と認められるものが大分出ているのでありまして「何々とあるは正しからず」という風に、右のようなきまりに合わない例があげてあります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
さて龍麿の挙げました、十三の仮名がおのおの二類に分れているものの中、「エ」に当る仮名が二類に分れていることでありますが、これは前に述べましたア行の「エ」と、ヤ行の「エ」の区別そのものであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
さて、今の普通の仮名で書き分けることの出来ない十三の仮名がおのおの二類に分れているということは、奈良朝のものについて見ますと、前に述べたように多少例外があるのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
さてこれまでは主として仮名の使い分けの問題として考えて来たのでありますが、それでは、そういう使い分けがあったということは何故であるかと考えて見ますと、それはどうしても単に仮名だけで使い分けておったのではないと思うのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫