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袖中

しゅうちゅう
名詞
1
標準
文例 · 用例
禮儀典三六、牲理三書圖解、男女初婚今俗人家女之母同入房、以果酒禮壻、而用素帛一幅置之壻袖中謂之交親、壻拜受之、厥明以驗女之貞潔其則有傳示於人者、今江淮多用之、雖士大夫亦有所不能變者蓋淪於塵俗而莫之覺也、其爲可噌甚矣、寧不有※於風教乎、とあるが此書の出來た以前に此物の記事は無い物にや)。
南方熊楠 蓮の花開く音を聽く事 青空文庫
けれども顯昭の袖中抄を編む頃は、此記臆の丁度將に絶えむとする時代であつたと見え、一首の歌を擧げ、孫姫式を引用して、之を説明して居る。
原勝郎 鞦韆考 青空文庫
袖中抄を最後として、久しい間鞦韆に關する文献が我國に缺けて居る。
原勝郎 鞦韆考 青空文庫
福地先生は風呂より上りし所と見えて平袖中形牡丹の浴衣に縮緬の兵児帯を前にて結び大なる革蒲団の上に座し徐に銀のべの煙管にて煙草のみてをられけり。
永井荷風 書かでもの記 青空文庫
袖中抄に「裹」字をよみて、莎草を編みて袋にしたるをいふ也、万葉集抄には、細き縄を持物入るゝものにして、田舎の者の持つなりといへり。
古代社会組織の研究 くぐつ名義考 青空文庫
ただ袖中抄を引いて莎草を編みて袋にしたるをくぐつというとのみあって、その語と傀儡子との関係には及んでいないのである。
古代社会組織の研究 くぐつ名義考 青空文庫
…… と述べられて、袖中抄以来の袋のクグツと傀儡子のクグツとの間に、或る連絡を求めておられるのである。
古代社会組織の研究 くぐつ名義考 青空文庫
顕昭のは『袖中抄』にも少し見えるが、『顕昭陳状』や『万葉集時代難事』などにすごくあらわれている。
風巻景次郎 中世の文学伝統 青空文庫