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軒丈

のきたけ
名詞
1
標準
height from the ground to a building's eaves
文例 · 用例
主人の細君の説明によると、此織屋の住んでゐる村は燒石ばかりで、米も粟も収れないから、已を得ず桑を植ゑて蠶を飼ふんださうであるが、餘程貧しい所と見えて、柱時計を持つてゐる家が一|軒丈で、高等小學へ通ふ小供が三|人しかないという話であつた。
夏目漱石 青空文庫
半月ばかり見ないうちに、家々は最早冬籠の用意、軒丈ほどの高さに毎年作りつける粗末な葦簾の雪がこひが悉皆出来上つて居た。
島崎藤村 破戒 青空文庫
往来の真中に堆高く掻集めた白い小山の連接を見ると、今に家々の軒丈よりも高く降り積つて、これが飯山名物の『雪山』と唄はれるかと、冬期の生活の苦痛を今更のやうに堪へがたく思出させる。
島崎藤村 破戒 青空文庫
上へ/\と積上げては踏み付け、踏み付けては又た積上げるやうに為るので、軒丈ばかりの高さに成つて、対ひあふ家と家とは屋根と廂としか見えなくなる。
島崎藤村 破戒 青空文庫
あの二軒丈けが平屋だから、すぐ気づくでしょう……」 諸戸は妙な笑いを浮べて私を見た。
江戸川乱歩 孤島の鬼 青空文庫
このとき、人のきたけはいがしました。
小川未明 とうげの茶屋 青空文庫
作例 · 標準
この歴史的建造物の軒丈は、当時の建築技術の高さを物語っている。
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設計図には、正確な軒丈の寸法が記載されていた。
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高い軒丈の建物は、堂々とした印象を与える。
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