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滾々

こんこん異読 コンコン
副詞-と形容詞-たる
1
標準
(flowing) copiously
文例 · 用例
富士の白雪のもたらす噴泉美は、シャスタ火山あたりにないでもないが、富士の水の滾々として、無尽蔵なるにおよばない。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
その雪田もズッと裾の方へ行くと、雪の穹門から水が滾々と湧き出ていて、洞内に高山植物などが美しく咲いている、但し夏日うっかり奥まで深く這入ると、雪がくずれて圧倒する危険がないとも限らぬ。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
「イヤ至極面白いんだ、何かの話の具合で我々の人生観を話すことになってね、まア聴いて居給え名論卓説、滾々として尽きずだから」「ナニ最早大概吐き尽したんですよ、貴様は我々俗物党と違がって真物なんだから、幸貴様のを聞きましょう、ね諸君!
国木田独歩 牛肉と馬鈴薯 青空文庫
清らかな水が滾々と泉み流れて、其邊の草木の色さへ一段と麗はしい、此處で一休憩と腰をおろしたのは、かれこれ午後の五|時近く、不思議なる響は漸く近くなつた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
春枝夫人の嬋娟たる姿は喩へば電雷風雨の空に櫻花一瓣のひら/\と舞ふが如く、一兵時に傷き倒れたるを介抱せんとて、優しく抱き上げたる彼女の雪の腕には、帝國軍人の鮮血の滾々と迸りかゝるのも見えた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
胸突き八丁の登り口に近く、青い苔の生した断崖からは、金性水と呼ぶ清泉が滾々と瀑布のごとく谷間に流れ落ちている。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
男は前にも云う如く、身には一糸を附けざる赤裸で、致命傷は咽喉であろう、其疵口から滾々たる鮮血を噴いていた。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
標的たゞ四、其の題を稱ふれば、一口氣にして餘りあり、しかも其の義理、其の意味、其の情趣、其の應用に於けるや、滾々として盡きず、汪々として溢れんと欲するものがある。
幸田露伴 努力論 青空文庫
作例 · 標準
泉から水が滾々と湧き出している。
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彼の情熱は滾々と湧き上がり、周りの人々を巻き込んだ。
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大地の奥底から滾々とマグマが噴き出した。
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滾々(こんこん) — 幻辞.com