連れ出す
つれだす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to take (someone) out (for a walk, to lunch, etc.)
文例 · 用例
あなた一所に行きます』と言って、ヘルンが妻を連れ出す所はたいてい多くは寂しい静閑の所であり、寺院の墓地や、邸の空庭や、小高い見晴らしの丘などであった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
もし私が何かまちがったことを云ったらそのむすこらの一人でもすぐに私を外のくらやみに連れ出すだらう。
— 宮沢賢治 『丹藤川〔「家長制度」先駆形〕』 青空文庫
私が部屋に這入ると絹のハンカチに涙の地図をかいた女が私の姿を見ると罵るように、妾は日本が憎い、妾の恋しい人を連れ出すのはこのインボスタ奴!
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
併し今度は殆ど永久的の問題で、さすがに無得心で連れ出すわけには行かないので、ともかくも本人や親許にも相談の上、一生奉公の約束で連れて行くことになった。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
昼では人目に立つので、かれは日の暮れるのを待って犬を連れ出すと、犬は教えられた通りに、主人のあとを追って行った。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
もし私が何かちがったことでも云ったら、そのむすこらのどの一人でも、すぐに私をかた手でおもてのくらやみに、連れ出すことはわけなささうだ。
— 宮沢賢治 『家長制度』 青空文庫
どうしても明るいところへ連れ出すのは免してくれと云つて、かれは声をたてゝ泣いた。
— 岡本綺堂 『梟娘の話』 青空文庫
それで間がな隙がな、かの女を表へ連れ出す。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
標準
to entice out