露土
ろと
名詞
標準
文例 · 用例
トルストイは見習士官としてセバストポールの戦争に参加したが、ガルシンも露土戦争に参加した。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
それはあたかも最近の露土戦争の始まっている時であった。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
やや欧米の事情に通ずる人々はおのおのその知るところを取り、あるいは近時露土戦争の例を引き公法上彼のその国権を重んずるゆえんを説き、あるいは鉄道、電信等の事を挙げ経済上彼のその国富を増す理由を説き、もって当務者および有志者に報告したり。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
曲は露土戦争の悲壮な結末を表はしてゐるらしく、その沈痛に徹した弾音がときに稍たかまつて、暗い七月の夜の空気を静かにふるはせるのであつた。
— 神西清 『水と砂』 青空文庫
この夢を見たのは一八七六年の暮れで、従って露土戦争前夜のことだった。
— A. キングスフォード A. Kingsford 『夢日記』 青空文庫
ルースはメアリの足にしがみつき、冷たい露土にうずくまった。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫