怒鳴り返す
どなりかえす
動詞
標準
文例 · 用例
ジョン少年はムッとしたが、相手が年寄りの病人だと思うと、怒鳴り返すことも出来なかった。
— 国枝史郎 『加利福尼亜の宝島』 青空文庫
「勝手に出せというから出したんだ、」と私は怒鳴り返す。
— 豊島与志雄 『理想の女』 青空文庫
サア開ぬか」 と怒鳴り返す。
— 江戸川乱歩 『白髪鬼』 青空文庫
すると、殿村は、腹だたしげに、その手をはらいのけながら、みにくい顔を、いっそうみにくくゆがめて、どなりかえすのです。
— 江戸川乱歩 『妖怪博士』 青空文庫
」 中村警部が、どなりかえすと、五人の刑事は、すばやく、賊の首領のまわりを、とりかこみました。
— 江戸川乱歩 『灰色の巨人』 青空文庫
」景子は、どなり返すや、急いで鏡の方へ向いて、顏を作りにかかりました。
— 三好十郎 『肌の匂い』 青空文庫
こちらでは、もうさっき渡してしまったのだが」 明智がもどかしそうにどなり返す。
— 江戸川乱歩 『黒蜥蜴』 青空文庫
決して面倒はかけない」「だって、市内ではいくら飛ばそうたって、先がつかえてまさあ」 運転手はもうスピードを出しながら、どなり返す。
— 江戸川乱歩 『人間豹』 青空文庫