おこぼ
おこぼ
名詞
標準
girl's lacquered wooden clogs
文例 · 用例
満洲や台湾の苦力や蕃人を動物を使うように酷使して、しこたま儲けてきた金で、資本家は、ダラ幹や、社会民主主義者どもにおこぼれをやるだろう。
— 黒島傳治 『入営する青年たちは何をなすべきか』 青空文庫
烏滸がましゅうござりますが、従って手前どもも、太夫様の福分、徳分、未曾有の御人気の、はや幾分かおこぼれを頂戴いたしたも同じ儀で、かような心嬉しい事はござりませぬ。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
烏滸がましうござりますが、従つて手前どもも、太夫様の福分、徳分、未曾有の御人気の、はや幾分かおこぼれを頂戴いたしたも同じ儀で、恁やうな心嬉しい事はござりませぬ。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
折角評判のいい芝居がめちゃめちゃになって、小屋の連中はおおこぼしですよ」「そうか」と、半七はうなずいた。
— 唐人飴 『半七捕物帳』 青空文庫
そうして、無心そうにあちこち傍見などなさりながら、ひらりひらりと、まるで小さな翼のようにスプウンをあつかい、スウプを一滴もおこぼしになる事も無いし、吸う音もお皿の音も、ちっともお立てにならぬのだ。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
だから、おこぼれさえもちょうだいできねえというんで、ええくやしい、腹がたつ、憎いはこの地蔵とばかり、たちまち女の一念|嫉刃に凝って、こんなよからぬわるさをしたにちげえねえですよ。
— 開運女人地蔵 『右門捕物帖』 青空文庫
黙々読書、おのれに籠つておのれを観た、労れると柴茶をすすつた……今日も午後はおこぼれ夕立があつた、めつきり涼しくなつて、夜明けは肌寒くさへ感じた、夜無水居を訪ふ。
— 種田山頭火 『一草庵日記』 青空文庫
社会ファシストは天皇制の正体を蔽うこの偽瞞的議会のおこぼれをたたえ、労農大衆に議会による救済、議会の勝利による労農大衆の勝利等の幻想をふりまいている。
— ――ソヴェト同盟の国家体制と日本の国家体制―― 『労働者農民の国家とブルジョア地主の国家』 青空文庫
作例 · 標準
おこぼという言葉は、様々な文脈で用いられる重要な表現である。
彼はおこぼの意味について深く理解していた。
おこぼを正しく使用することで、より自然な日本語の表現ができる。
この文献ではおこぼという概念が中核的な役割を果たしている。