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隠れ身

かくれみ
名詞
1
標準
vanishing from sight (usu. via magic, camouflage. etc.)
文例 · 用例
池と花園との間の細い小径へ出ると、「かくれみの」の樹の葉が活々と茂り合っていて、草の上に落ちた影は殊に深い緑色に見えた。
島崎藤村 並木 青空文庫
鬼の大将は約束のとおり、お城から、かくれみのに、かくれ笠、うちでの小づちに如意宝珠、そのほかさんごだの、たいまいだの、るりだの、世界でいちばん貴い宝物を山のように車に積んで出しました。
楠山正雄 桃太郎 青空文庫
」「むかしほんとうの鬼だった時分には、かくれみのだの、かくれがさだの、水の上を浮く靴だのというものがあったのですが、今では半分人間になってしまって、そういう宝もいつの間にかなくなってしまいました。
楠山正雄 鎮西八郎 青空文庫
三 庭木 新しい僕の家の庭には冬青、榧、木斛、かくれみの、臘梅、八つ手、五葉の松などが植わっていた。
芥川龍之介 追憶 青空文庫
隠れ蓑わたしの庭の「かくれみの」常緑樹ながらいたましや、時も時とて、茱萸にさへ、枳殻にさへ花の咲く夏の初めにいたましや、みどりの枝のそこかしこ、たまたまひと葉二葉づつ日毎に目立つ濃い鬱金、若い白髪を見るやうに染めて落ちるがいたましや。
與謝野晶子 晶子詩篇全集 青空文庫
わたしの庭の「かくれみの、」見れば泣かれる「かくれみの。
與謝野晶子 晶子詩篇全集 青空文庫
それから、同じく数年前の別の或る時、同じく井伏君と庭樹を語つた末に土地によつてその尊重する庭樹の異るの一事を言つて「東京ではかくれみのと名づけられて茶庭などに重んぜられるといふ庭木は僕の郷里紀州熊野地方では芋木と呼ばれて芋と、交換するにしか価しない木である。
「田園記」を読みてこの拙文を著者井伏君に呈す もののまちがひ 青空文庫
小さいころ、かくれみのの童話を読んだことがありますが、いま井上君は、かくれみのを着たのとおなじなのです。
江戸川乱歩 妖星人R 青空文庫
作例 · 標準
忍者は隠れ身の術を使い、敵の目を欺いた。
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特殊な塗料で隠れ身効果のある迷彩服が開発された。
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あっという間に隠れ身をして、彼は姿を消した。
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