禍乱
からん
名詞頻度ランク #17870 · 青空 0 例
標準
calamity
文例 · 用例
(中略)禍乱は凡愚の下民より生ずる理にて、既に清朝下民の阿片を嗜み、一統心酔仕候より、道光の変乱を招き生じ申候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
宗教上の統一、むしろ宗教上の専制はほとんど国民と言える感情を破壊し、政府なるものはただその空名を擁して実権を有せざるに至る、この無政府的禍乱に反動して起こりたるものはかの宗教革命なり。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
条約改正問題の禍乱 先生の「開国始末」は、十二月に脱稿し、翌二十一年三月出版。
— 木下尚江 『自由の使徒・島田三郎』 青空文庫
同時に先生は予定の如く欧米漫遊の途に上られたが二十二年八月帰朝の際、日本は再び条約改正問題の為め鼎沸の如き禍乱の最中であつた。
— 木下尚江 『自由の使徒・島田三郎』 青空文庫
頼義義家が前九後三の禍乱を鎮めしより以来、東国は其半独立の政治的天地となり、武門の棟梁は、其因襲的の尊称となれり。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
今や西欧諸国は禍乱の時期に遭遇しつつある。
— ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 『共産食堂』 青空文庫
その禍乱の原を尋ぬるに、今を距る事三十年前、欧羅巴の大乱治平せしとき(寛政の比に当りて、払朗察国にポナパルテなる者あり、国乱を払い鎮めて自立して王たり。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
五「しかし、上様……」 愚楽老人は何事か思いつめたように、「ちょっと、その、張りこめてあった地図を拝見――」「誰が見たとて同じことじゃ」 将軍様のさしだす、古びた小さな紙片を、愚楽老人は受け取って、「フーム、あれほど禍乱の因となったこけ猿が、ただこれだけの物であろうとは、チト受け取りかねる。
— 日光の巻 『丹下左膳』 青空文庫
作例 · 標準
かつて繁栄を極めたその王朝も、晩年は相次ぐ禍乱によって急速に衰退の一途をたどることとなった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
平穏な農村を襲った突如の禍乱は、村人たちの暮らしを根底から破壊し、多くの難民を生み出した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
独裁者の死をきっかけに国中で禍乱が巻き起こり、治安は一気に悪化して外出もままならない状況だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
歴史の教科書には、この時代の禍乱が後の政治体制にどのような影響を与えたかが詳しく記されている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview