腋臭
わきが異読 えきしゅう・わきくさ・わきくそ・ワキガ
名詞多音語
標準
body odor (odour)
文例 · 用例
少し斜視がかって、腋臭がある。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
新吉はふと伊都子の腋臭のにおいを想い出した。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
蜜柑の房を口に入れたような感触、そして咽喉の奥から上って来る情欲の匂いのような口臭、湯上りの匂いにまじった腋臭の匂い、精一杯の娘の生きた匂いであった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
が、ふと、あの男がやがてあの伊都子の亭主となって、伊都子のなやましい腋臭のある体を抱くのかと思うと、伊都子が四五三号室のベッドの上で見せた数々の肢態や、燃えるような愛撫や「須賀さん!
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
そして、更に驚くべきことには―― あわれだと思い、そして、いてくれては困るという女の腋臭のにおいを嗅いだ途端信吉はいきなり醜い本能にかられたのだ。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
彼なんかとは話もしないで、先輩ばかり相手にしているロシア女の、黒く太い植え睫毛や、緑色に深くとった眼のくまや、腋臭くさい肩から、むき出しになっている女の腕の、銀緑色の生毛などを、如何に少年らしい興奮を以て、彼は眺めたことであったろう。
— 中島敦 『プウルの傍で』 青空文庫
あいつひどい腋臭だった。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
かくてまた蹈み入りがたき雑艸の最も淫れしあるものは肥満りたる、頸輪をはづす主婦の腋臭の如く蒸し暑く、悲しき茎のひと花のぺんぺん草に縋りしは、薬瓶もちて休息める雑種児の公園の眼をおもはしむ。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分の腋臭を気にして、制汗剤を常に持ち歩いている。
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思春期になると、腋臭の悩みを持つ人も少なくない。
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食生活の乱れが、腋臭の原因になることもあると言われている。
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