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掻い繰る

かいくる異読 かいぐる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
1
標準
to haul in hand over hand
文例 · 用例
馬の上にて山々の遙に連なりつ断えつするを望み、海の音のとゞろき渡るを聞きながら、旅のおもひを歌なんどに案ずる折から、ゆかしき香を手綱かいくるついでに聞きつけて、ふと見る眼の下に、この花のあやしき蔓草まじり二つ三つ咲きたるを認めたる、おもしろさ何とも云ひがたし。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
こんな話を偶然ある軍人にしたら、それはおもしろいことであると言ってその時話して聞かせたところによると、乗馬のけいこをするときに、手綱をかいくる手首の自由な屈撓性を養うために、手首をぐるぐる回転させるだけの動作を繰り返しやらされるそうである。
寺田寅彦 「手首」の問題 青空文庫
そこで老婆はその小槌でもって、目明きにもなり、また齢若にもなり、そしてまたその奥山に千軒の町を打ち出し、自分は錦小袖にかいくるまって、その町の女殿さまとなってりっぱな御殿に住んでいます。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
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