東夷西戎
とういせいじゅう
名詞
標準
barbarians to the east and to the west (from the perspective of old China)
文例 · 用例
銅像や写真でおなじみの、素襖をきて大太刀をはいた姿――あれに魂がはいって揚幕から花道にゆるぎ出た時、さらに花道の七三に坐って、例の“東夷西戎南蛮北狄”の長台詞を朗々たる名調子で淀みなくつらねた時、わたしは満場の観客と共に、ただ酔ったような心持になっていた、と言うに過ぎない。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
詳に云へば、唯彼等が、東夷西戎の遺風を存せしを以て也。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
東夷西戎、並び起り、三色旗は日一日より平安の都に近づかむとす。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
祖国愛が祖国文化への愛となったり(東夷西戎南蛮北狄や外来思想や外国文明の観念の類)、夫が祖国の使命となったりする時(世界文化の指導者や東亜の盟主の観念の類)、いつもこの選民的貴族主義が現われる。
— ――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 『日本イデオロギー論』 青空文庫
鈴木信太郎君は嘗て僕を『豪華版の醍醐味を解せぬ東夷西戎南蛮北狄の如き奴』と極めつけた。
— 辰野隆 『書狼書豚』 青空文庫
作例 · 標準
古代中国の文献には、東夷西戎という表現がよく登場する。
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昔の人々は、自国を中心として東夷西戎を認識していた。
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東夷西戎は、異民族を指す言葉として用いられた。
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