趣味の悪い
しゅみのわるい
表現形容詞
標準
in bad taste
文例 · 用例
亜字模様は支那趣味の悪い方面を代表して、「いき」とは正反対のものである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
ソファのそばには木の椅子があり、背の角にちょうど、趣味の悪い堅めのフェルト帽がひっかけられていた。
— THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 『蒼炎石』 青空文庫
あの悧巧な聡明な夫人が、こんな露骨な趣味の悪い技巧を弄する訳はない!
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
あの悧口な聡明な夫人が、こんな露骨な趣味の悪い技巧を弄する訳はない!
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
従つて、茶の湯や生花の稽古に通ふ若い女性が、非常に趣味の悪いけば/\しい服装をしてゐたり、人前でろくに話も出来ないやうなみだしなみを暴露するやうでは、全く何のための茶の湯生花だかわからないのであります。
— 岸田國士 『生活のうるほひ』 青空文庫
美貌というものは、他人に愛されるだけでいいなどと考えているうちは、なんの害もない、無邪気なものだが、結婚の相手をさらえこむ網にしようなどと考えだすと、たちまち趣味の悪いものになる。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
そこへ持って来て、猥雑な観念とデリカシーを欠いた趣味の悪い実践とだ。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
(フッと我れに返ってニッコリ笑う)とうとう言ってしまいましたあなた方の前で趣味の悪い、言うまいと思っていたのに、ツイ言ってしまいました。
— 三好十郎 『殺意(ストリップショウ)』 青空文庫
作例 · 標準
誰が置いたのか、公園の入り口に趣味の悪い巨大なオブジェが突如として現れた。
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彼の冗談は時々、度が過ぎていて趣味の悪い嫌がらせのように聞こえることがある。
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「うわ、なんて趣味の悪いネクタイなんだ」と彼は鏡を見て独り言を漏らした。
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