垂木
たるき異読 はえき
名詞多音語頻度ランク #24107 · 青空 52 例
標準
rafter
文例 · 用例
肥った年輩の父親とその息子らしい二人の少年が、まだ骨組ばかりの屋根の上にあがって、専念に新らしい不足の垂木をぶちつけていた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
丸垂木日さしが上に。
— 長塚節 『長塚節歌集 上』 青空文庫
構成と云ふことは、垂木は垂木、縁側は縁側、二階は二階と云ふ風に、それ/″\位置を定めて、単純の中に複雑を示し、簡易の中に豊富を示し、混乱の中に統一を示すものでなければならない。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
裏の大きな垂木は落ち、壁は崩れて本堂の中は透いて見え、雨は用捨なく天井から板敷の上へと落ちた。
— 田山花袋 『ある僧の奇蹟』 青空文庫
型どほりの藁ぶきのあばら屋で柱も垂木も腐れかゝつて片方に傾いてゐるやうな家だつた。
— 島木健作 『黎明』 青空文庫
縁側はトド丸太の桁、アカダモの縁ぶち、並びに板、蝦夷松及びヒノキの垂木。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
「然し何か一つ成功して見たいではないか」と、義雄も渠についてそこを出たが、玄關の桁や垂木がカツラだと云ふのを名殘り惜しさうに見てゐる。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
中には上に棟木と、その両側へ肋骨のように張り出した垂木だけしか残っていないのもある。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
作例 · 標準
職人たちが屋根の傾斜に合わせて、等間隔に長い垂木を打ち付けていく。
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古民家の再生現場で、腐食した古い垂木を新しいヒノキ材に取り替える。
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垂木は屋根の重さを支え、野地板を固定するための重要な構造材である。
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