行き掛ける
いきかける
動詞
標準
文例 · 用例
男立つて行きかける)女 (ヒドク)あたしが行く、あたしが。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
「僕、縫つて呉れないなら、裸で庭へ出て行くから――」 行きかける風さへみせた。
— 岡本かの子 『過去世』 青空文庫
わしはこれで訣れるとしよう』おくみ『何から何まで御心くばり、有難うて涙がこぼれます』蓮如『では、まめに暮しなさい』(蓮如行きかける。
— 岡本かの子 『取返し物語』 青空文庫
では、いつとは言わずに直ぐに今から、伜を連れに山科へ出かけるとしようかい』(源右衛門行きかける。
— 岡本かの子 『取返し物語』 青空文庫
フランス人の物好きさ」 青年、婦人と行きかける。
— 岡本かの子 『オペラの帰途』 青空文庫
』『出直そうよ、ぐずぐずしてるとまた鉄道往生と間違えられるから、』と行きかける、『人をばかばかしい、』と娘はまだ何か言いかけると内から母親があくび声で、『お菊もう寝るから外をお閉め。
— 国木田独歩 『郊外』 青空文庫
」 と笑いながら、……もう向うむいて行きかける六蔵を再呼んで、「……今君が通って来た、あの、旭館と淡路屋と云う大な旅館の間にある、別荘に居るんだからね。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
画架のほうに行きかける。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫