幻辞.com

人慣れ

ひとなれ
名詞動詞-サ変名詞-の形容詞
1
標準
being used to people (e.g. of a young child)
文例 · 用例
男の子まじりにわたくしと同じ年頃の少女が四五人いて、どこかこの近所の富裕な家の子たちと見え、少し遠慮が無さ過ぎるくらい活溌で人慣れています。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
右へ動けば右へ飛び、左へ動けば左へ飛んで、こわいほどにも人慣れのしたやまがらが、手のむちの動くたびにその影を追いながら、ぴょんぴょんとおどり歩きました。
やまがら美人影絵 右門捕物帖 青空文庫
唯|如何にも人慣れない所に気軽い懐しみを感じ出したのである。
芥川龍之介 あばばばば 青空文庫
傲然として鼻の先にあしらうごとき綱雄の仕打ちには、幾たびか心を傷つけられながらも、人慣れたる身はさりげなく打ち笑えど、綱雄はさらに取り合う気色もなく、光代、お前に買って来た土産があるが、何だと思う。
川上眉山 書記官 青空文庫
この婦人が世話をしますから、どうぞ」 検事が頤をしゃくると、保姆は人慣れた様子で二人に挨拶し、二階へ案内する旨を申述べた。
海野十三 蠅男 青空文庫
――今日はこんな所で、じつさいいゝ案配でした」 房一は持前の人慣れた愛想のいゝ微笑をうかべてゐた。
田畑修一郎 医師高間房一氏 青空文庫
百姓や町人めら、なかなか我らの威嚇や弁口に、乗らぬようになったからのう」「以前はよかった」と感慨深く云ったのは、例の望月角右衛門という武士で、「百姓も町人も、今ほど浪人慣れていず、威嚇などにも乗りやすく、よく金を出してくれたものよ。
国枝史郎 血曼陀羅紙帳武士 青空文庫
こうした邪気が予備的に私の自然を損なったためか、または私がまだ人慣れなかったためか、私は始めてそこのお嬢さんに会った時、へどもどした挨拶をしました。
夏目漱石 こころ 青空文庫
作例 · 標準
彼は幼い頃から多くの人々と接してきたので、人慣れしている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
新しいクラスに転校してきたばかりの生徒は、まだ人慣れしていない様子だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この子は小さい時から親戚の集まりに頻繁に出ているから、もうすっかり人慣れしているね。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
2
標準
being used to humans (esp. animals)
作例 · 標準
保護された子犬は最初は警戒していたが、すぐに人慣れしてしっぽを振るようになった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
動物園のパンダは人慣れしており、観客の前でも堂々としていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
野良猫だったはずなのに、餌をあげていたらあっという間に人慣れして膝に乗ってくるようになった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash