幻辞.com

霊三

れいさん
名詞
1
標準
文例 · 用例
南禅寺霊三和尚の慶長二年の氏郷像賛に「可惜談笑中窃置|鴆毒」の句が有ったとしても、それは蒲生の家臣の池田和泉守が氏郷の死を疑ったに出た想像に本づいたものであろう。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
『世界』へ「年々歳々」、『新潮』に「霊三題」をかいていて、子供っぽい作品という批評もあったようです。
――新日本文学会における一般報告―― 一九四六年の文壇 青空文庫
「年々歳々」を書いたこの作者が「霊三題」の三つ目のような作品を書いていることが、注目されるべきではないでしょうか。
――新日本文学会における一般報告―― 一九四六年の文壇 青空文庫
出征し、生きて還れた一人の青年が、故国の生活へどういう工合にして入ってゆき(年々歳々)、そこで何を発見し、どんなこころもちに逢着したか(霊三題の第三番目の作品)、ここには、きおいたたない一つの気質を通じて日本の課題が示されているのではないでしょうか。
――新日本文学会における一般報告―― 一九四六年の文壇 青空文庫
心靈研究會に興味を持つ人々が、だんだん多く集つて來ると、心靈の科學的考察が盛んとなり、新しい科學の分野にわれこそ先に踏みこむのだといふ篤學の熱心家が現はれ、「心靈電子論」だとか、「心靈四次元論」だとか、「心靈三世説」とかを提唱して體系づけ、心靈の存在に確乎たる裏打ちを施すのであつた。
海野十三 心靈研究會の怪 青空文庫