新所帯
あらじょたい異読 しんじょたい・あらぜたい・しんしょたい
名詞多音語
標準
new household (e.g. after marriage)
文例 · 用例
・炎天のポストへ無心状である・貧しさは水を飲んだり花を眺めたり □・炎天、夫婦となつて井戸も掘る・掘ればよい水が湧く新所帯で □ すゞしくなでしこをつんであるく昔――といつても徳川時代――には大酒飲を酒桶とよんださうな、酒が飲めない酒好きは徳利になりたがる、酒桶には及びもないが!
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
新所帯の仏壇とてもないので、仏の位牌は座敷の床の間へ飾って、白布をかけた小机の上に、蝋燭立てや香炉や花立てが供えられてある。
— 小栗風葉 『深川女房』 青空文庫
家庭争議を起しちまって、それも啓坊の事なンだけど、君ンところで二三日預かってくンないかねえ……ん、そりゃア困るなア、じゃお蓮さんの所へ置いとくか、ん、新所帯で気の毒だけど、何しろ意地を曲げてしまって、啓坊は可哀想だけど、姉さんがどうしても憎いっていうんだ。
— 林芙美子 『泣虫小僧』 青空文庫
が、雪子より先に妙子が新所帯を持ったことは、誰あって知ろう筈もないので、彼女はこの家に預けて置いた荷物の中から、当座の物をひとりでこそこそと取り纏め、唐草の風呂敷包に括って、三十分ばかり皆と話してから兵庫の家へ帰って行った。
— 下巻 『細雪』 青空文庫
その人は箪笥屋の職人であったが、まもなく独立して、やはり私の区域内に新所帯を持った。
— 小山清 『安い頭』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日新所帯について考えている。
新所帯という言葉は日本語で重要だ。
彼は新所帯の意味を理解している。
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