来百
らいひゃく
名詞
標準
文例 · 用例
従来百二十石であつたので、此より百五十石になつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
原来百物語に人を呼んで、どんな事をするだろうかと云う、僕の好奇心には、そう云う事をする男は、どんな男だろうかと云う好奇心も多少手伝っていたのである。
— 森鴎外 『百物語』 青空文庫
幕府創設以来百年に足らずして、熊沢蕃山は、「今は、大小名とも借銀が多からざるは稀なり。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
結局これが幕府の命取りになつたのだが、三代の家光の鎖国以来百五十年の間に、世界の形勢は一変してゐた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
それによると何月何日のお布令に、自今若芽薑一切禁止といふ事があつたので、それ以来百姓が唯の一本も作らなくなつたのださうだ。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
元来百姓の身に武器なぞは不用の物であるとして、堅く断わった。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
また従来百十一を数えられた休火山のうち、その三分の二に相当する七十四が、このたびあらためて噴火を始めました。
— 海野十三 『第五氷河期』 青空文庫
「我れ成仏以来百千万億那由他劫である」と。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫