先の話
さきのはなし
表現名詞
標準
matter for the future
文例 · 用例
五年も先の話をしやがって、鬼が笑いように困ってらァ」 「だって……」 「だから今の話をして呉れってんだ。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
さて、ここまで私は元気よく話して来ましたが、これから先の話をするのは気がすすまないのです。
— 新美南吉 『百姓の足、坊さんの足』 青空文庫
こうした流儀は、先の話ではありません。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
手古奈は今更夕飯の仕度の遲くなつたに氣がついて、門先の話聲には出でゝもゆかずにいそ/\と竈屋の仕事にかゝる。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
口先の話ばかりに心ゆるめてなるか。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
その清川の娘の嫁入つた先の話も出て、花嫁は料理に堪能で、西洋料理、支那料理なんでもござれだが、肝腎の飯を炊くことを知らない、飯炊きは女中の仕事ときまつてゐたからだ、といふやうなことが笑ひ話にされた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
これから行く先の話が出た。
— 島崎藤村 『伊豆の旅』 青空文庫
電話のかかって来た時、客が立て込んでいて、お庄は落ち着いて先の話を聴くことも出来なかったが、衆が意いのほか心配していることと、叔父や湯島のお婆さんの怒っていることだけは受け取れた。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
作例 · 標準
「結婚なんてまだまだ先の話だよ」と彼は照れながら言った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この計画は、予算が確保されてから先の話になります。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
子供たちの将来の進路は、まだ先の話だが、今から色々考えてしまう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash