周旋料
しゅうせんりょう
名詞
標準
brokerage
文例 · 用例
何か、一寸売買に口をかけると、必ず、五分の周旋料は、せしめずに置かない男だ。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
六十円を前借りすることに決めて、汽車賃、宿料、毛布、布団、それに周旋料を取られて、結局船へ来たときには、一人七、八円の借金(!
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
御周旋料は少うござるが一万円としておいて、成功の上は千円ずつ、謝金を年々に差し上げましょう。
— 川上眉山 『書記官』 青空文庫
それにあの辰つアんにも周旋料を拂はなけりやならないし……」「それぢや當分、それを拜借さして下さいね。
— 下村千秋 『天國の記録』 青空文庫
これと同時に、例の老婆の周旋料としてまた三十圓を取られた。
— 下村千秋 『天國の記録』 青空文庫
醫者が渡した五十圓は、實はこの倉田の主人が出した金で、それは衣裳代及び周旋料としてすぐに卷き上げるためのものだつたのである。
— 下村千秋 『天國の記録』 青空文庫
だからことによると、自分を坑夫に周旋して、あとから周旋料でも取るんだろうと思い出した。
— 夏目漱石 『坑夫』 青空文庫
神社仏閣等に関する取次は、当時の公卿の通有なことであって、その周旋料は彼らにとりて財源の一つであったのである。
— 原勝郎 『東山時代における一縉紳の生活』 青空文庫
作例 · 標準
成約時に支払う周旋料は、取引額の数パーセントと法律で上限が定められている。
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親戚に紹介を頼んだ手前、形式的な礼金として周旋料を包んで持参した。
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周旋料の支払いをめぐってトラブルになり、結局裁判沙汰になってしまった。
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