語歴
ごれき
名詞
標準
etymology of a word
文例 · 用例
天井は低く傾き、壁は落ちかかり、すべてが塵埃と貧窮と潜行運動によごれきった、歪んだ屋根裏の景色。
— ――十四の場面―― 『安重根』 青空文庫
」 ルスタムは、訴えるように、汗と涙でよごれきった顔をあげた。
— 宮本百合子 『古き小画』 青空文庫
歩いては眺め、止まっては眺めしていたものと見え、例によってちびた男下駄は、足の指まで雨上りの軟い庭土でよごれきっている。
— 宮本百合子 『牡丹』 青空文庫
十月十四日 火 晴、よごれきったガローシをはいて(室に居たら曇り故)堂々と出かけたら路はカラカラ。
— 一九三〇年(昭和五年) 『日記』 青空文庫
赤ら顔の身体の大きい爺さんが一人、よごれきつた岡持を重さうに、よち/\梯子段を上つて来た。
— 永井荷風 『勲章』 青空文庫
壁に、よごれきった派手な小袖と肩衣が掛けてあった。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
一度は白かったことのあるかべと天井が、いまではけむりとすすとちりでよごれきって、なんとも知れない色をしていた。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
それほど男のようすは、衰えはて、よごれきって、ちょうど、なにかに弱いけだものが死にかけているように見える。
— 三好十郎 『胎内』 青空文庫
作例 · 標準
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日本語の奥深さは、一つ一つの語歴を紐解くことでより理解できる。
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彼は言語学者として、特に漢字の語歴に精通している。
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