釜風呂
かまぶろ
名詞
標準
steam bath (often using brine)
作例 · 標準
京都・八瀬の釜風呂は、壬申の乱で矢傷を負った大海人皇子が、里人の勧めで入浴して傷を癒やしたという伝承が残る日本最古級の蒸し風呂である。
薪の熱を十分に蓄えた石室の床に、塩水で濡らした筵(むしろ)を敷き詰めて蒸気を立てるのが、古式ゆかしい釜風呂の入浴法だ。
「釜風呂の蒸気は普通のサウナよりも粒子が細かく、身体の芯までじんわりと温まりますよ」と、宿の仲居さんが案内してくれた。
かつての瀬戸内沿岸では、海岸に築いた石組みの釜風呂で、海藻とともに蒸し焼きにされるような感覚を味わう「石風呂」が盛んに行われていた。