博する
はくする
動詞-サ変-特殊動詞-他動詞
標準
to win
文例 · 用例
映画というものは、なんでも、吾々がしたくてたまらないが実際はなかなか容易に出来ないと思うような事をやって見せれば大衆の喝采を博するのだそうである。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
しかし、その軍事的性質は、国民的解放の意義が失われ過ぎ去った後までも存続し、日清、日露の戦争に勝利を博すると共に、ます/\支配的地位をかため、発展した。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
従って上記のごときは俳壇の諸家の一粲を博するにも足りないものであろうが、しかし全然畑違いのディレッタントの放言も時に何かの参考になることもあろうかと思って、ただ心のおもむくままをしるしてみた次第である。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
これと同じ意味においてまたわが国の剣劇の大立ち回りが大衆の喝采を博するのであろう。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
一方ではまた、大小方円の見さかいもつかないほどに頭が悪いおかげで大胆な実験をし大胆な理論を公にしその結果として百の間違いの内に一つ二つの真を見つけ出して学界に何がしかの貢献をしまた誤って大家の名を博する事さえある。
— 寺田寅彦 『科学者とあたま』 青空文庫
それだのに、純粋な線条の踊りは一般観客にはさっぱり評価されないようである一方でレヴューのほうは大衆の喝采を博するのが通例であるらしい。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
其の後綱右衛門は、お化の面を用いて人気を博するつもりで、深川の桜館でそれを冠って四谷怪談をやったところで、前晩まで三四百人来ていた客が、次の晩には十四五人になり、その翌晩は、木戸で喧嘩が起って血の雨が降った。
— 田中貢太郎 『お化の面』 青空文庫
父親は賭博するのが判っているから停めるのだと押さえつける。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
彼の熱意は、聴衆の共感を博することになった。
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その映画は世界中で大ヒットを博するだろう。
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標準
to spread (one's name, etc.)
作例 · 標準
その噂は瞬く間に世界中に名を博するようになった。
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彼の研究成果は、学術界に名を博するきっかけとなった。
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