小盗人
こぬすびと
名詞
標準
sneak thief
文例 · 用例
が、また彼奴は彼奴で、性根の据らない小盗人みたいに、たったいまはじける程に蹴とばされた睾丸のことも、鉄砲玉のように遁げ出したことも、すっかりけろりと忘れてしまって、酔払った大連が差し出すウォツカを呷り始めたのだ。
— 里村欣三 『放浪の宿』 青空文庫
十郎の始末は、小盗人でたくさんじゃ。
— 芥川龍之介 『偸盗』 青空文庫
が、小盗人はもちろんそんな事は、気にとめない。
— 芥川龍之介 『偸盗』 青空文庫
さては、あのがんりきの百とやらの小盗人めに覘われて、つき纏われる煩わしさからのがれようためか。
— 京の夢おう坂の夢の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
まだ駈け出しの小盗人野火の三次は、江戸の仕事に足がついて、どうやら体が危くなってきたから、二三年旅をかけて腕を磨こうと、草鞋をはいて入って来たのがこの湯治場であった。
— 山本周五郎 『暗がりの乙松』 青空文庫
――おれたち兄弟の手に落ちた梁山泊の廻し者、時遷という蝙蝠面をした小盗人を、返してよこせというのだろうが。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
昨夜、小盗人が二、三|下屋の献物を狙いに這い込みましたゆえ、これは、そやつの物でございましょう。
— 世の辻の帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
彼は子供の頃、悪戯で小盗人のようなことをしたらしい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
博物館では、高価な展示品を狙う小盗人にも注意が必要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
隙を見て財布を盗もうとした小盗人が、警備員に見つかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite