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鳴き叫ぶ

なきさけぶ
動詞
1
標準
文例 · 用例
屋根で鵝鳥が鳴く時は、波に攫われるのであろうと思い、板戸に馬の影がさせば、修羅道に堕ちるか、と驚きながらも、(屋根で鵝鳥の鳴き叫ぶ、 板戸に駒の影がさす。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
蝉が鳴き叫ぶ、死期近い声だ。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
しかし自分は余りに騒がしく鳴き叫ぶ烏の声に急き立てられて、ついに水際の捨石から立上らねばならなくなった。
永井荷風 曇天 青空文庫
その頃になると、河原の上に川千鳥の鳴き叫ぶ声を聞くのだが、川千鳥は下総の海の方から、鮎の群れを追いながら空を翔ってくるのだ。
佐藤垢石 楢の若葉 青空文庫
くぬぎ林で百舌鳥の鳴き叫ぶ声がし、銕太郎は振返った。
山本周五郎 青空文庫
月はすでに中天へ昇っていた、どこか遠くで渓流の音が聞え、杉や檜や欅などの亭々と生い茂っている森の奥で、なにかに怯えたようにとつぜん鳥たちの鳴き叫ぶ声がしたりした。
山本周五郎 山だち問答 青空文庫
船のしずんでいくありさまを見ていたのは、ただ、鳴きさけぶカモメと、水の中の、さかなたちだけでした。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen アンネ・リスベット 青空文庫
やがて、楽しそうに鳴きさけぶガンのむれにまじって、アッカたちのむれだけは、さびしそうに飛んでいきました。
NILS HOLGERSSONS UNDERBARA RESA GENOM SVERIGE ニールスのふしぎな旅 青空文庫
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