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宥め役

なだめやく
名詞
1
標準
文例 · 用例
伯爵の姉妹たちはあまりにも野心家であり、彼の母は、女王との生涯にわたる確執で、エセックスの宥め役になるには、あまりにも片意地だった。
ELIZABETH AND ESSEX エリザベスとエセックス 青空文庫
こいつら、一寸の間も、眼が離せぬ」「まあまあ」と、宥め役に立ったのは、梁家の執事の謝であった。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
大辻が酔っ払ってゝ例の通り自分を売りたがる嫌な演説、僕も一席やり、樋口がイキリ立ち、谷幹が荒れ、多和と林寛の喧嘩から柳が出たり、けどその間僕が専ら止め役、なだめ役だったのはよかった。
昭和十一年 古川ロッパ昭和日記 青空文庫
どうにも、ご逆鱗がはじまると、先帝のおなだめ役は、ご辺にかぎる」 小山秀朝と千葉ノ介だった。
世の辻の帖 私本太平記 青空文庫
あいにく上杉、細川の二老は、その日、或る秘命をおびて、どこへか出発していたあとなので、高ノ師直がなだめ役を申しつかり、ここへ臨んでいたわけだった。
千早帖 私本太平記 青空文庫