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編髪

へんぱつ
名詞
1
標準
文例 · 用例
黒いなだらかな三日月眉は澄みきつた栗色の眼の上にもたげられ、薔薇いろの唇には屈託のない微笑が浮かび、頭べにまとはれた赤や青のリボンは、長い編髪や野花の小束と共に、彼女の蠱惑的な頭べの上に、華やかな王冠のやうに落ちついてゐた。
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 前篇 青空文庫
そして、頸飾を掛けてをれば頸をしめる、指輪をはめてをれば指に喰ひつく、リボンを結んでをれば編髪をひつぱるといふ始末でな。
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 前篇 青空文庫
」 そこで娘は腰掛に坐ると、またしても鏡を覗きながら、頭の編髪をつくろひにかかつた。
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 後篇 青空文庫
お母さんがどんなにわたしを可愛がり、唇や頬に接吻をして、歯の細かい櫛でわたしの亜麻いろの編髪をとかして呉れたことでせう!
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 後篇 青空文庫
どっちみち俺はゆずらない」 ひっくり返るほどたまげながら、「こうなりゃ、ほかになんとしよう」アクリーナは「マクシムの額とワルワーラの編髪に祝福した」 若い者たちはアクリーナの思いやりのある才覚で、こっそり教会で婚礼の式をあげることが出来たのであった。
――幼年時代・少年時代・青年時代―― マクシム・ゴーリキイの伝記 青空文庫
ふと見ると庭に沿った長い側廊を、ブロンド編髪をやさしく胸に垂れ、レエスの胸衣に鯨骨入りの裳をつけて大きな西班牙の扇を持った少女が、白い長袍に金襴の外衣を羽織った白髪の老人と肩をならべひとのこころをときめかすような優雅な香りを流しながらしずしずと歩いています。
久生十蘭 ハムレット 青空文庫
これは外国人、殊に子供が、長い編髪を後に垂らしているのを真似たのである。
日本その日その日 日本その日その日 青空文庫