不届き
ふとどき
形容動詞名詞頻度ランク #43476 · 青空 173 例
標準
outrageous
文例 · 用例
それ以来、少くとも、五六人の兵タイは、国家のために出征しているのか、工人と一ツとなって不届き至極なことをやるために来ているのか区別がつかなくなっていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
不届きな兵タイは、ほかの機会にひどいめにあわしてやることにして、今は、かくしておくことにした。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
厳格な先生のところへ、そういう不届き千万な要求を持ち込むのだから心細い。
— 寺田寅彦 『田丸先生の追憶』 青空文庫
おまえたちはあくびをしたりいねむりをしたりしながら毎日を暮して食事の時間だけすぐ近くの料理屋にはいる、それから急いで出て来て前の者がまだあまり遠くへ行っていないのを見てやっと安心するなんという実にどうも不届きだ。
— 宮沢賢治 『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』 青空文庫
しかし、服装や荷物を一見してお客の品定めをし宿泊を断るというに至っては、不届き千万である。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
おかめひょっとこのように滑稽もの扱いにするのは不届き千万さ。
— 泉鏡花 『貝の穴に河童の居る事』 青空文庫
万一それが露顕したら、公儀に対して不届きな奴だというので、重ければ死罪か遠島、軽くとも追放で家財は没収、何代か続いた丸多の家もお取り潰しになるのは知れたことだ」 それを聞かされて、与兵衛も蒼くなった。
— 正雪の絵馬 『半七捕物帳』 青空文庫
こう何もかも打ち明けて申しましたら、御禁制の邪宗門を信仰する不届き者と、あなたはすぐにわたくしの腕をつかまえて、うしろへお廻しになるかも知れません。
— 旅絵師 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
神聖な境内でゴミを散らかして帰るなど、なんとも不届きな振る舞いだ。
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上司のパソコンを勝手に覗き見るとは、あまりにも不届きな行為で許されない。
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夜中に他人の庭へ忍び込んで柿を盗むような不届きな輩がいるらしい。
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