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駆競

かけるけい
名詞
1
標準
文例 · 用例
「一イ二ウ三イ、はじめるぞ、はゝゝはゝ駆競のやうだの。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
少年の時は球が有れば球投げ、羽子が有れば羽子突き、駆競や飛競のような単純な事をしても、心がその事イッパイその事が心イッパイで、そして嬉々洋々として遊びもすれば勉強もしたのが誰しもの実際である。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
僕は埴生と運動場へ行って、今日は寒いから駆競にしようというので、駈競をして遊んで帰って見ると、鰐口の処へ、同級の生徒が二三人寄って相談をしている。
森鴎外 ヰタ・セクスアリス 青空文庫
不得手なのは攀木に駈競。
石川啄木 刑余の叔父 青空文庫
あしたは韃靼の馬と駈競をするのだ。
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 樺太脱獄記 青空文庫
どんな競馬馬と駈競をさせても好いのです。
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 樺太脱獄記 青空文庫
その骨組が巌丈で、大きな図体は、駈競をする馬などと相対せしめるなら、その心持が勿体ないほど違うのであった。
斎藤茂吉 玉菜ぐるま 青空文庫
チベット人は馬に乗ることが非常に嗜ですから貴族の子供などは馬の駈競をやって始終遊んで居るけれども、貧乏人の子供はそうはいかんから野辺へ出掛けて行って馬の形をして居る岩に捉まって、一生懸命走って居るつもりでその岩の上で焦って居る。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫