匹偶
ひつぐう
名詞動詞-サ変
標準
pair
文例 · 用例
なに故と知らねど、あるいは情欲発動の節至って、匹偶を求むるよりの事かと惟う。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
』 と声をかけて、入つて来たのは蓮華寺の住職の匹偶。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
其時、私は先住の匹偶にも心配させないやうに、檀家の人達の耳へも入れないやうにツて、奈何に独りで気を揉みましたか知れません。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
『其時は、和尚さんを独りで遣つては不可といふので――まあ学校の方から月給は取れるし、留守中のことは寺内の坊さんが引受けて居て呉れるし、それに先住の匹偶も東京を見たいと言ふもんですから、私も一緒に随いて行つて、三人して高輪のお寺を仕切つて借りました。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
ところで、私の最初の記憶は何であるかと云ふと―― 私の祖母の匹偶で、名義上私の祖父にあたる人は、不断身持の悪い人であつたが、祖母に子供の生れないのを口実に、公然妾を設けることにした。
— 正宗白鳥 『幼少の思ひ出』 青空文庫
子を産まぬのが匹偶の蓄妾の口実にされたのだから、祖母としてはます/\私を溺愛することになつたのだ。
— 正宗白鳥 『幼少の思ひ出』 青空文庫
作例 · 標準
完璧な匹偶を見つけるのは、至難の業だ。
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二人はお互いを理解し、まさに匹偶と呼べる関係だった。
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人生の匹偶となる人との出会いを大切にしたい。
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標準
friend
作例 · 標準
彼は困っている友人の匹偶として、いつもそばにいた。
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苦しい時こそ、真の匹偶の存在が身にしみる。
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学生時代からの匹偶とは、今でも定期的に会っている。
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