テラ銭
てらせん
名詞
標準
fee charged by a gambling house
文例 · 用例
――カジノでやる賭博で、「シュマン・ド・フェル(賭博の一種)」は五パーセント、カジノでテラ銭を取るのよ。
— 岡本かの子 『ドーヴィル物語』 青空文庫
そうして、相変らず賭博者の群れからテラ銭のようなものを受取っていたので、彼の懐中はいよいよ膨らんだ。
— 夷堅志 『中国怪奇小説集』 青空文庫
茲に一例を挙げて見ると、顧海雲という二流所の匪首が松江に行った時そこの匪首は顧の為め博奕を開き、そのテラ銭以外に百余元を送ったそうである。
— 国枝史郎 『さまよう町のさまよう家のさまよう人々』 青空文庫
神尾主膳に金廻りがよくなったというのは、それから来るテラ銭のようなものでしょう。
— お銀様の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
これが米友でなかった日には、何事を措いても、このしこたまのテラ銭が気になってたまらないはずなのですが、今になって、ようやく草むらの中に、かっぱと伏している袋に気がついたのは、無慾は感心としても、この男の神経としては鈍感に過ぎる。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
公衆に娯楽を提供する目的でもあるが、またそのテラ銭の必要によって競犬をやる、そう表明して世をはばかる必要はないと思うが、有りもせぬ美名をつけて犬の智脳向上改良などゝはムダな話であるし、世を偽るものでもあろう。
— その五 衆生開眼 『安吾人生案内』 青空文庫
犬の競走というオナグサミを提供して同時に地方財源としてテラ銭をかせぎたい、これが本当のところであろうし、それだけで充分であろう。
— その五 衆生開眼 『安吾人生案内』 青空文庫
競犬にも遊びとテラ銭かせぎのほかの役に立つ任務があるということを書き加えておかないと、お役所のハンコがもらえない。
— その五 衆生開眼 『安吾人生案内』 青空文庫
作例 · 標準
賭場の元締めは、勝負のたびに参加者から一定の割合でテラ銭を徴収し、活動資金に充てていた。
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「こんなにテラ銭が高いんじゃ、勝っても手元にほとんど残らないよ」と博徒がこぼした。
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警察の手入れが入ったその違法カジノでは、多額のテラ銭がやり取りされていた痕跡が見つかった。
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