佇む
たたずむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞頻度ランク #32802 · 青空 2052 例
標準
to stand (still) a while
文例 · 用例
そうかと思うと、紙凧の糸のようにすっとのして行って、思いがけないような遠い売場に佇む。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
私は桜の周囲を歩いては佇む。
— 九鬼周造 『祇園の枝垂桜』 青空文庫
階段を上りつめてドアの前に少時|佇む。
— 寺田寅彦 『映画雑感6』 青空文庫
そして花の盛りが過ぎてゆくのと同じように、いつの頃からか筧にはその深祕がなくなってしまい、私ももうその傍に佇むことをしなくなった。
— 梶井基次郎 『筧の話』 青空文庫
其の松の蔭に、其の後、時々二人して佇むやうに、民也は思つた、が、母には然うした女のつれはなかつたのである。
— 泉鏡太郎 『霰ふる』 青空文庫
表二階にて下男を対手に、晩酌を傾けおりしが、得三何心無く外を眺め、門前に佇む泰助を、遠目に見附けて太く驚き、「あッ、飛んだ奴が舞込んだ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
……路ばたの立木の陰に彼女の無邪気なうしろ姿の幻影が佇むのであった。
— 夢野久作 『童貞』 青空文庫
わたくしはそんなことを考えたので、釣船屋の前に佇むのがつい長くなっていると、先に行った池上はまた戻って来て、「何か面白いことがあるの。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
雨宿りのために、駅の軒下にしばらく佇むことにした。
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彼女は思い出の詰まった校舎を前に、感慨深げに佇んでいた。
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霧の中に佇む古い洋館は、まるで現実の世界ではないような幻想的な雰囲気だった。
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