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弥次郎兵衛

やじろべえ
名詞
1
標準
balancing toy
文例 · 用例
さればお紺の婀娜も見ず、弥次郎兵衛が洒落もなき、初詣の思い出草。
泉鏡花 伊勢之巻 青空文庫
」 客は火鉢に手を翳し、「どの店にも大きな人形を飾ってあるじゃないか、赤い裲襠を着た姐様もあれば、向う顱巻をした道化もあるし、牛若もあれば、弥次郎兵衛もある。
泉鏡花 伊勢之巻 青空文庫
年配六十二三の、気ばかり若い弥次郎兵衛
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
だがね、家元の弥次郎兵衛どの事も、伊勢路では、これ、同伴の喜多八にはぐれて、一人旅のとぼとぼと、棚からぶら下った宿屋を尋ねあぐんで、泣きそうになったとあるです。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
これを聞くと弥次郎兵衛、口を捻じて片頬笑み、「有難え、図星という処へ出て来たぜ。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
……と同時に弥次郎兵衛の車も、ちょうどその唄う声を、町の中で引挟んで、がっきと留まった。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
女中も思わず噴飯して、「あれ、あなたは弥次郎兵衛様でございますな。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
」と、弥次郎兵衛、酒飲みの癖で、ちとぶるぶるする手に一杯傾けた猪口を、膳の外へ、その膝栗毛の本の傍へ、畳の上にちゃんと置いて、「姉さん、一つ酌いでやってくれ。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
作例 · 標準
棚の上に置いてある弥次郎兵衛は、子供の頃のお土産だ。
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風が吹くと、弥次郎兵衛がゆらゆらと揺れて可愛らしい。
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弥次郎兵衛の構造は、重心のバランスを巧みに利用している。
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