無代
むだい
名詞
標準
free of charge
文例 · 用例
異性に対する淳朴な信頼を失ってさっぱりと諦むる心は決して無代価で生れたものではない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
無代ででも貰って行くような調子で、若旦那済まねえがこれを少し分けておくんなさいと言うと、やるから持ってけ――だが負からねえぞ。
— 岡本かの子 『とと屋禅譚』 青空文庫
お商売でのうても無代価では心苦しい。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
折角|無代価で乗ってもらおうと思っているのに、二人共乗れないとは困ったな」「おれも乗りたいけれども、これじゃ仕方がない」「もうよしましょうや。
— 夢野久作 『豚吉とヒョロ子』 青空文庫
その品物はみんな無代価であげます」「ヘエ。
— 夢野久作 『豚吉とヒョロ子』 青空文庫
」「はい、はい、どうせ無代価で頂戴いたしますものでございます。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
何てったって、お前はどうせ無代価で頂くもんじゃねえか。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
生芋の欠片さへ芋屋の小母さんが無代では見向きもしない時は、人間よりはまだ氣の知れない化ものゝ方に幾分か憑頼がある、姑獲女を知らずや、嬰兒を抱かされても力餅が慾しいのだし、ひだるさにのめりさうでも、金平式の武勇傳で、劍術は心得たから、糸七は、其處に小提灯の幽靈の怖れはなかつた。
— 泉鏡花 『遺稿』 青空文庫
作例 · 標準
キャンペーン期間中に限り、特定のアプリをダウンロードしたユーザーには有料スタンプが無代で提供される。
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江戸時代の庶民向け教育機関である寺子屋では、貧しい家の子供には無代で教えることもあった。
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商店街の大売り出しで、先着百名に紅白饅頭が無代で配られ、長蛇の列ができた。
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