駒を動かす
こまをうごかす
表現動詞-五段-サ行
標準
to make a move
文例 · 用例
普段から坂田は、駒を動かすのに音を立てない人である。
— 織田作之助 『聴雨』 青空文庫
政治家はただ民を民衆という一団として見、経済学者は数を以てのみ人を見、軍人はあたかも将棋の駒を動かすが如き考を以て部下の兵に臨むのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
然し、駒台は右の方においてあり、駒を動かすのも右手である。
— 坂口安吾 『勝負師』 青空文庫
この風変りな「変装殺人」を計画したのはベラールで、微細な点まで入念に考えあげ、将棋指しが駒を動かすように、遠くからエドモンドを動かしていたのである。
— 久生十蘭 『悪の花束』 青空文庫
二人とも無精な性質なので、炬燵にあたったまま、盤を櫓の上へ載せて、駒を動かすたびに、わざわざ手を掛蒲団の下から出すような事をした。
— 夏目漱石 『こころ』 青空文庫
部屋の中はしんとして、駒を動かす音だけが、時々さらさらとひびくだけです。
— 梅崎春生 『Sの背中』 青空文庫
現に二人の若い船頭が将棋をさしているが、そこは店の外で、電燈の光などは届かないのに、駒を動かすのに少しも不自由はなかった。
— 山本周五郎 『青べか物語』 青空文庫
」 おじいさんは、Qの方の将棋のこまも、ならべてやって、「さあ、きょうは、おまえが先手(先にこまをうごかす)だ。
— 江戸川乱歩 『鉄人Q』 青空文庫
作例 · 標準
対局の終盤、彼は慎重に時間をかけて最後の一駒を動かした。
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チェス盤の前で腕を組み、相手がどう駒を動かすかじっと見守っている。
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戦略シミュレーションゲームで、部隊という名の駒を動かして敵陣を攻略する。
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