ひた走り
ひたはしり異読 ひたばしり
名詞
標準
running swiftly
文例 · 用例
大谷川がもう恐ろしく發達して大きな河原になつてゐるのを越して、車はひた走りに大桑といふを過ぎると、頓て稀有なる好景に出會した。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
私はすぐに料亭から走り出て、夕闇の道をひた走りに走り、ただいまここに参りました。
— 太宰治 『駈込み訴え』 青空文庫
「両人とも早いぞ早いぞ」と声をかけて置いて、ひた走りに馳けて熱田の宮前に着いた時は、その数千八百となって居た。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
マンチェスター駅まではひた走りに走ることが出来るはずだった。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
……震え、震え、段を戻って、もう一度巻込んで、それから、ひた走りに、駆出しましたが。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
一頭はひた走りに先に進む。
— 伊藤左千夫 『水害雑録』 青空文庫
田甫を渡って文造はひた走りに走った。
— 長塚節 『太十と其犬』 青空文庫
ところは寂びたり、人里は遠し、雨の小止をまたんよすがもなければ、しとど降る中をひた走りに走らす。
— 幸田露伴 『知々夫紀行』 青空文庫
作例 · 標準
目標達成のため、彼女はひたむきに努力を続けた。
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一度決めたことは、どんな困難があってもひたぶるやり遂げるタイプだ。
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子供は、目の前のおもちゃにひたむきな表情で釘付けになっていた。
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