飛蝗
バッタ異読 ばった
名詞頻度ランク #17803 · 青空 11 例
標準
grasshopper
文例 · 用例
それを見たヘンズレエ嬢は、毎日朝つぱらから停車場に詰めて、兵士を載せた汽車がプラツトフオームに着くと、飛蝗のやうに飛んで往つて、汽車の窓に捉まつた儘、誰彼の容捨なく接吻をする。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
行き当り飛蝗とともに草枕」と最前の浪花節の句をいってから笑いました。
— 田中英光 『オリンポスの果実』 青空文庫
子供は飛蝗のやうに水を藻掻いて深く沈んで浮き上るときんぎよのやうに口を開いてわあんと一声泣き、再び沈んで今度はいくら待つてゐても浮き上つて来なかつた。
— 北條民雄 『白痴』 青空文庫
丈のびた雑草の緑にまじって、萩だの女郎花だの桔梗だのの、秋草の花が咲いている、飛蝗や螽※や馬追などが、花や葉を分けて飛び刎ねている。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
」という色が文次の表情にゆらいだが、たちまち追従笑いとともに、文次は米つき飛蝗のように二、三度首を縮めておじぎをした。
— 林不忘 『つづれ烏羽玉』 青空文庫
夏は飛蝗や蜻蛉の棲家になろう、その苔の上に落葉が落ち積んで、どす黒く腐っている。
— 萩寺の女 『平賀源内捕物帳』 青空文庫
父と酒を飲んでいるとき、汁椀の中へ蜻蛉を入れたり、敷いてある寝床の中へ飛蝗を二十も突込んで置いたり、帰り際に刀を隠したりした。
— 山本周五郎 『評釈勘忍記』 青空文庫
バッタが驚いて足下から飛び出した。
— 寺田寅彦 『鴫つき』 青空文庫
作例 · 標準
夏の草原で、たくさんのバッタが跳ねていた。
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子供の頃、バッタを捕まえるのが得意だった。
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バッタの大群が農作物を食い荒らす被害が出ている。
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