真っ平
まっぴら
表現
標準
(not) by any means
文例 · 用例
発破と度胸競べなんざ、真っ平だよ」 こんな訳であって、――どんな訳があろうとも、発破を抑えつけるなんて訳に行くものではない――岩鼻火薬製造所製の桜印ダイナマイト、大ダイ六本も詰め込んだ発破は、素晴らしい威力を発揮した。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
だから……」「だから、どうだっていうんだ」「だから、あんたが何をしてもかめへんと思ったのよ」「そんなお礼返しは真っ平だ。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
歌を作るのはやすいが、そのおかげで、見も知らぬ女を押しつけられるのは、真っ平だ。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
そんな、稲荷だなんて、狐に頭を下げて頼むのなんか、真っ平だ。
— 佐左木俊郎 『或る部落の五つの話』 青空文庫
こんなことに係り合うのは真っ平御免だ」 さんざんに機嫌を損じたらしい彼は、あらあらしく畳を蹴って立ち去った。
— 正雪の絵馬 『半七捕物帳』 青空文庫
籤引なんか、俺あ真っ平だ。
— 菊池寛 『入れ札』 青空文庫
少なくも短銃物は真っ平だと考えている人はそうとう多い。
— 平林初之輔 『伊豆の国にて』 青空文庫
とは言え、私自身でも、これを書きながら、さすがに、自分を世界一の醜悪な卑怯な人間だということははっきり意識しているのだから、私がそれを意識していないかと思って、読者から色々愚にもつかぬ批評を私の行為に加えて貰うことは真っ平ごめん蒙りたい。
— 平林初之輔 『秘密』 青空文庫
作例 · 標準
こんな理不尽な命令に従うなんて、私は真っ平ごめんだ。
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あんな寒い場所で一晩中待たされるのは、もう二度と真っ平だよ。
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「またあの人と一緒に仕事をするんですか?」「いや、あんな自分勝手なやつはもう真っ平だ。」
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