蛮王
ばんおう
名詞
標準
文例 · 用例
虎のような乃蛮王|太陽汗も、こら、見ろ、この成吉思汗にかかっては、もうすっかり奴隷になって傍に仕えているというわけさ。
— ――市川猿之助氏のために―― 『若き日の成吉思汗』 青空文庫
蛮王、一|詭道をもって万民を統御せんと欲す。
— 柏原孝章 『教門論疑問』 青空文庫
――南蛮王(貴州・雲南・ビルマの一部)の孟獲が、約七万をもって益州の南部を席巻して来ようとするもの。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
王平は、馬を出して、「野蛮王孟獲、ありや?
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
しかし、営中まで引きずってくると、御林の旗幡は整々と並び、氷雪をあざむく戟や鎗は凛々と篝火に映え、威厳森々たるものがあるので、さすがの蛮王も身をすくめてただ爛たる眼ばかりキョロキョロうごかしていた。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
「わが蜀の先帝には、常々、蛮王蛮王と汝を称ばれて、汝に目をかけ給うたこと、一通りでなかった。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
次に、「孟獲をこれへ」と引き出させ、高手小手に縛められて来た彼のすがたを見るや、一笑して、「蛮王。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
諸洞の蛮王の中には、芳醇な酒にも飽き、熟れたる果実や獣肉にも飽き、余りに事なき生活に体をもて余している連中もある。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫