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四角四面

しかくしめん
形容動詞名詞-の形容詞名詞
1
標準
square
文例 · 用例
擦った揉んだの最中に巡的だ、四角四面な面あしやがって「貴様は何んだ」と放言くから「虫」だと言ってくれたのよ。
有島武郎 かんかん虫 青空文庫
強ち裃を付けた四角四面の切口上で応接するというわけではなかったが、態度が何となく余所々々しくて、自分では打解けてるツモリだったかも知れぬが、他には何時でも城府を設けてるように見えた。
内田魯庵 美妙斎美妙 青空文庫
四角四面の地主屋敷に生い立って、一人ぼっちの生真面目な教育を受けてきた少年のわたしは、こうしたらんちき騒ぎや、ほとんど狂暴ともいうべき無遠慮な浮かれ気分や、見ず知らずの連中との臍の緒切って初めての交際やのお陰で、たちまち頭がカーッとなった。
ツルゲーネフ はつ恋 青空文庫
臍の下を住家として魂が何時の間にか有頂天外へ宿替をすれば、静かには坐ッてもいられず、ウロウロ座舗を徘徊いて、舌を吐たり肩を縮めたり思い出し笑いをしたり、又は変ぽうらいな手附きを為たりなど、よろずに瘋癲じみるまで喜びは喜んだが、しかしお勢の前ではいつも四角四面に喰いしばって猥褻がましい挙動はしない。
二葉亭四迷 浮雲 青空文庫
カーライルはこのクロムウェルのごときフレデリック大王のごときまた製造場の煙突のごとき家の中でクロムウェルを著わしフレデリック大王を著わしディスレリーの周旋にかかる年給を擯けて四角四面に暮したのである。
夏目漱石 カーライル博物館 青空文庫
読者は、このエピソードに、ソヴェトの人々の四角四面で素朴な合理主義が、スタインベックの練達した話術のトリックにかかるモメントを目撃しないわけに行かない。
宮本百合子 心に疼く欲求がある 青空文庫
第二に彼女は寄宿生活に万事少しの和か味もない定規で造り上げられた四角四面な規則で生活した。
伊藤野枝 ウォーレン夫人とその娘 青空文庫
小伝馬町の牢屋の原を廻る四角四面の町々に、アンポンタンの友達の分譜があり、学んだ学校があり、長唄稽古所があり、親の知合の家もあったから、私がポカンと立止って眺めているなにかしらが多くあった。
長谷川時雨 チンコッきり 青空文庫
作例 · 標準
彼の性格は四角四面で、冗談が通じない。
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四角四面な考え方では、新しいアイデアは生まれにくい。
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「あの先生、ちょっと四角四面すぎるんじゃない?」
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