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ゴム輪

ゴムわ
名詞
1
標準
rubber tire (tyre)
文例 · 用例
凍結した霜夜の街を駆け行く人力車の車輪の音――またゴム輪のはまっていなかった車輪が凍てた夜の土と砂利を噛む音は昭和の今日ではもうめったに聞くことの出来ないものになってしまった。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
が、お前を載せた運搬車のゴム輪の軋りが廊下に聞えた次の瞬間に、私の體はまた水を浴びせられたやうに戰いた。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
と、私の默想はまたあの廊下に軋る運搬車のゴム輪の音に破られた。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
それは見るからに軽い、華奢な形をしたゴム輪の車で、白いリンネルの布団の上には、着物か何かを包んだらしい青いメリンスの風呂敷包みが一ツ在るきりであった。
夢野久作 童貞 青空文庫
うまいうまい、ゴム輪の人力車と来てゐる。
新美南吉 百姓の足、坊さんの足 青空文庫
葉子は最近用いることになったゴム輪の当てものなどもスウト・ケイスのなかへ入れて、二人でデパアトで捜し出した変り織りの袷に、黒い羽織を着ていたが、庸三もあまり着たことのない、亡き妻の心やりで無断で作っておいてくれた晴着を身に着けて、目の多い二等車のなかに納まっていた。
徳田秋声 仮装人物 青空文庫
(当時はゴム輪はなかった)やがて姉の乗った俥の姿があらわれる。
倉田百三 光り合ういのち 青空文庫
大きな石の一の鳥居、松並木、俥のゴム輪が砂まじりの路を心持よく行った。
宮本百合子 明るい海浜 青空文庫
作例 · 標準
「この小さなゴム輪、何かの部品かな?」「模型の車に使うタイヤじゃないか?」
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長年放置していた台車のゴム輪が劣化して、ボロボロにひび割れている。
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自転車の補助輪のゴム輪がすり減ったので、新しいものに交換してあげた。
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