関東人
かんとうじん
名詞
標準
Kantō native
文例 · 用例
」 父も母も自身が関東人式な好いでも悪いでもないといつた素気なさの全然ない俗人であつたために、自分の中にないものは想像出来ないらしかつたのだ。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
関東人は意地ということをしきりに申します。
— 内村鑑三 『後世への最大遺物』 青空文庫
あれを有難いものと思つてゐるのは、関東人に腹の底からの田舎者が多いのを証拠立ててゐる訳だ。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
その上、東京弁は、東京乃至関東人の「気質」を表はしてゐる言葉であつて、例へば、関西の人が東京弁を使つても、それは東京弁にはならないのである。
— 岸田國士 『言葉の魅力[第一稿]』 青空文庫
何れが、味聖の意を迎えるか知れないけれど、関西人と関東人との舌の感覚には、こんな異いのあるのを興味深く思う。
— 佐藤垢石 『葵原夫人の鯛釣』 青空文庫
缶詰にするのは、肥料にしても惜しくないような肉だから、君が賞讃しないのも無理はないが、一体関東人は鯨肉の本性を知らない。
— 佐藤垢石 『海豚と河豚』 青空文庫
これはやはり贅沢な関東人の智慧が考へ出したものに違ひない。
— 片山廣子 『あけび』 青空文庫
ために二百余年の封建的な余弊がますます甚だしくなって、悲しいかなわが関東人はまったく自主自由を失い、無気力無精神になってしまった。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
作例 · 標準
関西出身の彼にとって、関東人の淡々とした話し方は少し冷たく感じるらしい。
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関東人だからといって、みんなが東京の地理に詳しいわけではない。
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うどんのつゆの色が濃くないと、関東人としては少し物足りなさを覚える。
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父は生粋の関東人で、江戸っ子気質なところがある。
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