万能薬
ばんのうやく
名詞
標準
universal medicine
文例 · 用例
それと万能薬の仁丹ですね。
— 第二回 富山の薬と越後の毒消し≪富山県・新潟県の巻≫ 『安吾新日本風土記』 青空文庫
わたしの万能薬としては、時々|壜の運搬用に作られたのを見かける、あの長くて浅い黒馬車ふうの荷車から出される、死の国のアケロン河と死海の水とをしたたらして作ったいかさま薬の壜の代りに、生一本の朝の空気を飲みたい。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
すればできるのに我々は自分たちの万能薬のリストに多くの追加を行っていない。
— A Concise History of Medicine 『簡約医学史』 青空文庫
自分の信頼にとってもあまりにも有毒であった万能薬を摂取して死んだ医者で化学者でハッタリ屋のパラケルスス(1493?-1541)は自分の患者に、完全に信頼し強い想像力を持つとその効果があるだろう、と言った。
— A Concise History of Medicine 『簡約医学史』 青空文庫
わたしは、家のものたちから余程万能薬と思われているらしくて、わたしの淋しさとか不便とかこわさというものは、全然無視したスパルタ的扱いをうけ、その点ではいや応なしの荒修業です。
— 一九四四年(昭和十九年) 『獄中への手紙』 青空文庫
そして、この頃(紀元後170年)ガレノスは有名なテリアカ(万能薬品)をマルクス・アウレリウス帝のために処方し、帝は少量づつ毎日服用した。
— OUTLINES OF GREEK AND ROMAN MEDICINE 『ギリシャおよびローマ医学の概観』 青空文庫
すべての医薬品のうちで最高に尊重されていたのはチョウセンニンジンであり、これは強壮剤の性質を持っていたので、万能薬とみなされ、その重さの黄金の3倍の値段とみなされていた。
— History of Medicine 『医学の歴史』 青空文庫
1711年にオランダの医師ボゲルトは予言を書いた(14): この病気の治療についてくどく論じている同学の士は目立たない野原の草が彼らの想像上の知識や卓越した万能薬よりも強力なことに気がつくことを私は望んだ。
— Civilization And Disease (1943) 『文明と病気』 青空文庫
作例 · 標準
古くから、様々な病気を治す万能薬の存在が語り継がれている。
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「そんなに都合の良い万能薬なんて、この世にはないよ。」と医者は言った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
このハーブは、古くから民間療法で万能薬として重宝されてきた。
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ウィキペディア
万能薬 とは、全ての、あるいは非常に広い範囲の病気や怪我に効果があると称される薬のこと。主に宣伝・広告の都合上の概念、また神話的・仮想的概念として用いられる。
出典: 万能薬 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0